2×4(ツーバイフォー)住宅

冬暖かく夏は涼しい。安心できる2×4の家

「イズミ不動産の家」は、ツーバイフォー(2×4)工法。耐震性・耐火性などの基本性能に加え、空間設計の自由さ、短い工期、経済性をあわせて実現する合理性の高い工法を採用しています。

耐震性・耐風性

揺れを建物全体で受け止め、変形や倒壊を防ぐ。

世界でも有数の地震国である日本の住宅にとって、耐震性に優れていることは不可欠。
床、壁、天井の6面が一体となった構造のツーバイフォー工法は、地震の揺れを各面でバランスよく吸収し、負荷が一点に集中することを防ぎます。

枠組壁工法とも言われる2×4工法は、「面と線」による6面体により、外的な力に対して圧倒的な強さを実現するとともに地震ばかりでなく、台風などの強風に対しても優れた強度を発揮します。

耐震強度に至っては在来工法と比較した場合、同じ耐震等級1でも在来工法の1.5倍~2倍となります。

2×4住宅のうち被害なし及び
多少の被害であった住宅の割合(※)
阪神淡路大震災
(1995年)
97
東日本大震災
(2011年)
98
熊本地震
(2016年)
97

※それぞれの震災エリアにおける震度6弱以上のエリアにおけるツーバイフォー住宅が対象の集計
※「多少の被害」とは壁紙にしわがよったり、少し裂け目が入ったり、家具の落下等により床材が一部傷つくなどした程度の被害で、当面そのまま居住してもほとんど支障のない状況

2×4の強さは東日本大震災、熊本地震でも実証されました

1974年に建築基準法に基づく技術基準が告示されて以降、約40年間で250万戸を超えるツーバイフォー住宅が日本で建築されました。
日本ツーバイフォー建築協会の調査によると、その期間に発生した想定を超える大震災でも、被災地のツーバイフォー住宅の多くが「特に補修しなくても継続して居住可能な状態」を保ったことが分かっています。

在来工法が「骨(柱)」で支えるのに対し、「体幹(建物全体)」で支える事になるツーバイフォー工法。床・壁・屋根が一体(モノコック構造)となるので、建物全体が均一して抜群の強さを発揮する結果によるものとなります。

耐火性

耐火性の高い構造

一般的に木は燃えやすいという印象がもたれますが、ある程度の厚さや太さがある木材は、いったん燃えた後に表面に炭化層をつくるので、それ以上燃えにくく強度も低下しないという性質を持っています。

ツーバイフォー工法は、壁のなかの枠組材がファイアーストップ材となり、壁・床・天井の構造体そのものが火の燃え広がりを防ぐ仕組みになっている事に加え、全ての天井や壁の内側に使用する石こうボードの特性(約21%の結晶水が含まれていて炎が当たると約20分間水蒸気を発生させる)により耐火性は更に高くなっています。

省令準耐火構造であるツーバイフォーは「外部からの延焼防止」「各室防火」「他室への延焼遅延」の特徴があり、一般の木造住宅と比べて火災保険料が約半額程度となります。

高い気密性・断熱性

気密性を確保しやすい工法

2×4工法は、面同士で支えあう構造。接合部の密接度が高くなり、そのため隙間の少ない気密性の高い住まいとなります。
気密性が高いということは、断熱性能も上がり省エネへ繋がっています。(断熱等性能等級4住宅認定)

また、壁内部がシンプルな構造のため、壁の中に吹付断熱材をしっかりと充填できることで高い断熱性を発揮します。

近年では気温の変化が激しく、冷暖房が必須になっています。特に真夏・真冬は電気代が気になる方も多いのではないでしょうか?2×4工法は気密性・断熱性が高いため冷暖房が効きやすく、また床暖房の輻射熱との相性も抜群でランニングコストを抑えることができます。

2×4工法である最大のメリット

大切な生涯住宅。造り手によって差を出さない工法

2×4工法について、耐震・耐火・耐風・高気密・高断熱はもちろんの事、その最大の利点は規格性にあります。
日本農林(JAS)規格によって厳しく品質がチェックされ、使用する箇所毎に製材品の種別が定められています。

また、構造材やクギ、金物サイズから使用方法・使用箇所・施工の手順まで枠組工法仕様書等によってマニュアル化されているため、施工者の技量に左右される事なく、どの住宅にも均一な品質と性能を実現します。

ツーバイフォー住宅は長く安心して快適に暮らして頂ける家造りを応援します!